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カーリング「身近に楽しんで」 ロコ・ソラーレ選手ら指導 沖縄・南風原


カーリング「身近に楽しんで」 ロコ・ソラーレ選手ら指導 沖縄・南風原 3位に入った琉球大学の選手ら(千葉律主将提供)
この記事を書いた人 Avatar photo 岩切 美穂

 【南風原】2022年北京冬季五輪の女子カーリングで銀メダルを獲得したロコ・ソラーレの選手らによるカーリング体験会(合同会社テラグラッシーイ主催)が13日、南風原町のエナジックスポーツワールドサザンヒルアイスアリーナで開催された。ロコ・ソラーレの本橋麻里代表理事らが講師を務め、県内外からの参加者約10人がカーリングの魅力に触れた。

 ロコ・ソラーレによるカーリング体験会は昨年6月に続いて2回目。本拠地の北海道北見市以外での開催は沖縄のみといい、人気選手と直接触れ合える貴重な機会だ。

 この日は吉田夕梨花、鈴木夕湖、藤沢五月の各選手も講師を務め、参加者にストーンやブラシの使い方を教えたり、ミニゲームを共に楽しんだりした。

 昨年に続き参加した島田真衣子さん=沖縄市=は「丁寧に教えてもらい昨年より上達した。簡単に見えるが、実際にやるとストーンを投げるのもブラシで掃くのも相当体力を使う。狙った位置にストーンを導く技術はすごい」と感心していた。

 藤沢選手は「一人一人と会話もできて良かった。日本どこでもカーリングができる環境を目指している。沖縄の皆さんにも身近に感じてもらいたい」と語った。

 北見市で地域おこし協力隊として活動し、体験会開催へ両地を仲介した上地雄大さん(28)=那覇市出身=は「今後も体験会を継続し、南国の沖縄でも冬季スポーツを楽しめると知ってほしい。いずれ沖縄に戻っても、カーリングの普及という形で北見に貢献したい」と話した。

 (岩切美穂)