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根間やり投げ3位 「感覚ばっちりだった」 6投中47メートル台3度、安定感光る <SAGA2024国スポ>第7日


根間やり投げ3位 「感覚ばっちりだった」 6投中47メートル台3度、安定感光る <SAGA2024国スポ>第7日 少年女子Aやり投げ決勝 47メートル47の記録で3位になった根間結花=11日、佐賀市のSAGAサンライズパークSAGAスタジアム(小川昌宏撮影)
この記事を書いた人 アバター画像 大城 三太

 国民スポーツ大会「SAGA2024」第7日は11日、佐賀県各地で行われた。陸上少年女子Aやり投げの根間結花(那覇西3年)は47メートル47で3位に入った。男子400メートルリレー(与那原良貴、平良光勇真、下地明太、平仲航アシュリー)は僅差で準決勝進出を逃した。成年男子やり投げの比嘉遥(フクモト工業)、女子B三段跳びの喜久里彩吹(那覇国際3年)、成年男子300メートルの平川慧(東洋大1年)は予選で敗退した。


 少年女子Aやり投げの根間結花(那覇西3年)は「前日から体が軽く、調子が良かった。投げのスピードも速く、感覚もばっちりだった」と3位入賞に笑顔がはじけた。1投目の47メートル47がこの日のベストとなった。6投中47メートル台を3度出すなど、安定感が光った。

 南九州大会で出した48メートル18が自己ベスト。全国総体は「初の全国出場で周りの空気にのまれてしまった。やりは平行に飛んでしまった」と緊張が先に来てしまい、振るわなかった。

 「国スポに向けてめっちゃ練習した」と努力の成果が出た。意識したのは、やりの飛び出し角度。「45度を意識した。電光掲示板の少し上を目印に投げるとうまくいった」と総体での悔しさを飛躍へとつなげた。

 競技を続けるために関東圏の大学へ進学予定。「50メートル台を目指したい」と競技継続に向けて大きな弾みとなる結果を残した。

 (大城三太)