国民スポーツ大会「SAGA2024」第7日は11日、佐賀県各地で行われた。陸上少年女子Aやり投げの根間結花(那覇西3年)は47メートル47で3位に入った。男子400メートルリレー(与那原良貴、平良光勇真、下地明太、平仲航アシュリー)は僅差で準決勝進出を逃した。成年男子やり投げの比嘉遥(フクモト工業)、女子B三段跳びの喜久里彩吹(那覇国際3年)、成年男子300メートルの平川慧(東洋大1年)は予選で敗退した。
成年男子300メートルの平川慧(東洋大1年)は33秒67で予選敗退。
昨年は32秒88で少年A覇者となったが体調不良が襲った。「10日ほど前に熱発し、練習ができたのが1週間前から。それでも調子は悪くなかった」と力を振り絞ったが、終盤に追い上げをくらい、4組7位だった。
9月の日本学生対校選手権(大学インカレ)の1600メートルリレー決勝は東洋大2走で出場し、優勝に貢献した。「順位よりも学生記録を狙っていた」と高い志を共有し、走った。
国スポを除き、今季出場したのは3大会のみ。春先に右足のアキレス腱(けん)を痛め、復帰に2カ月ほどかかった。高校時代とは異なる環境で「練習メニューも違い、慣れるのに時間がかかった」としつつも、400メートルでは46秒52の自己ベストを出した。「冬に鍛え直して自信をつけたい。注目してほしい」と熱いまなざしを向けた。
(大城三太)