第50回県ボディビル・フィットネス選手権大会が9月8日に北谷町のちゃたんニライセンターで行われ、伊波寿人が男子ボディービル部門1位に輝き「第50代ミスター沖縄」のタイトルを獲得した。メンズフィジークのオーバーオール(全階級)では仲西由貴が、ビキニフィットネスのオーバーオールは桒島(くわしま)深姫が頂点に立った。各部門の上位入賞者が17日、那覇市泉崎の琉球新報社を訪れ、結果を報告した。
フィジーク歴4年の伊波は、同部門で2位になった比嘉歩夢に誘われ、ボディービルに初挑戦した。「腕が太いと言われることがあり、ボディービルに興味を持った。(仕上がりが)甘いところもあったが優勝できてうれしい」と大会を振り返った。仲西は大会に向けて週6日のトレーニングで体を鍛え上げた。2025年9月に行われる全日本大会の出場権を獲得したことに触れ「日本一になりたい」と思いをたぎらせた。
埼玉県出身で沖縄に移住して1年半になる桒島は「トレーニングや大会を通してたくさんの出会いがあった。誰が見てもきれいな筋肉をつけたい」と意気込んだ。
メンズフィジークの172センチ以下級は金城孝、ボディービル40歳代は又吉宏樹がそれぞれ制した。
(渡真利優人)