24日のプロ野球ドラフト会議で注目される、大学生や社会人らを紹介する。
投打の目玉はともにプロを含む日本代表に選ばれた明大の宗山塁内野手と関大の金丸夢斗投手だ。宗山は東京六大学リーグ歴代8位に並ぶ通算116安打を放った巧打堅守の内野手。左腕の金丸は制球、切れともに抜群で関西学生リーグで圧倒的な成績を残した。
同じく代表入りした青学大の西川史礁外野手、愛知工大の中村優斗投手も上位指名が有力視される。西川は走攻守の3拍子がそろい、東都大学リーグの最高殊勲選手に2度輝いた。中村は大学屈指の球威を誇る右腕だ。
大商大の渡部聖弥、早大の吉納翼はともに強打の外野手。法大の篠木健太郎、日体大の寺西成騎両投手は完成度が高い。
プロ野球通算525本塁打を誇る清原和博さんの長男、慶大の清原正吾内野手が選ばれるかも焦点の一つになる。
県勢は東北福祉大の島袋皓平内野手(沖縄尚学出)、日本文理大の金城朋弥投手(中部商高出)も志望届を提出しており、指名を待つ。
社会人では日本生命の石伊雄太は強肩が売り物の捕手で、西濃運輸の吉田聖弥は緩急が持ち味の左投手だ。プロのイースタン・リーグ首位打者でオイシックスの知念大成外野手(沖縄尚学高―沖縄電力)、ら、今季から2軍公式戦に参加した新球団からの指名はあるか。
県勢ではウエスタン・リーグ、くふうハヤテの大山盛一郎内野手(興南高―米カリフォルニア大学アーバイン校出)、独立リーグの神奈川フューチャードリームスの安里海投手(美東中―東海大相模高―東海大―日立製作所)の名前も挙がっている。
(共同通信)