赤ちゃん過去最少75万人 沖縄の出生数は1万3088人、前年比で1055人減


赤ちゃん過去最少75万人 沖縄の出生数は1万3088人、前年比で1055人減
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 2023年人口動態統計(速報値)では、県内の出生数は1万3088人(前年比1055人減)で死亡数は1万5485人(同79人増)だった。自然増減はマイナス2397人で、県内人口は2年連続で自然減となった。

 婚姻件数は7453件(同181件減)で、離婚件数は3270件(同63件増)となっている。

 厚労省によると速報値は集計方法の違いで、後日公表する確定値より上振れする傾向がある。

 県内の出生数(確定値)は、1990年代以降1万6千~1万7千人台で推移していたが、2018年に1万5732人、19年に1万4902人に減り、22年に1万3594人まで割り込んでいた。

 死亡数(確定値)は、1987年の5580人と比べ、22年は1万5054人と約2・7倍に増加している。 

(嘉陽拓也)