5月の電気料金が大手電力10社全てで4月に比べ値上がりする見通しであることが21日、分かった。
再生可能エネルギーの普及に向け、全国一律で料金に上乗せされる賦課金が上がることが影響する。沖縄電力は標準家庭(月間使用量260キロワット時)向けの料金で499円増の8462円となる見通し。
経済産業省は19日、2024年度の賦課金単価を1キロワット時当たり3・49円と23年度から2・09円引き上げると発表。この分が電気料金に反映された。
沖電の標準家庭に当てはめると月額543円増になる。ただし、5月については、燃料費の下落が反映され、値上がり幅は499円となる。
(當山幸都)