「沖縄用語辞典」の記事一覧

　沖縄本島南部の南東海岸、太平洋に面して位置し、大里村、佐敷町、知念村、具志頭村に接する。面積１６．８７平方キロ。人口１万３４６人。具志頭村との境に雄樋川が流れ ...

　タカラガイ科の巻貝。殻長６～７センチ程度。殻の背面は濃黄褐色で、黄白色の帯を巻く。腹面は黒褐色でツヤがある。四国以南に分布。干潮線付近のサンゴ礁にすむ。観賞用 ...

　地下水を堤体でせき止め、貯留して利用する施設。宮古島が世界初。総事業費６４０億円をかけて砂川、福里両地下ダムが整備され、２００１年３月完成した。沖縄本島南部で ...

　１８９８～１９９０（明治３１．９．１８～平成２．５．２５）　沖縄の女医第１号。那覇若狭出身。県立高等女学校、東京女子医学専門学校を経て、１９２８年那覇市で小児 ...

　１６５０年の成立。全５巻からなる琉球最初の正史で羽地朝秀の編述。巻１は舜天王統、巻２は英祖王統と察度王統、巻３は尚巴志王統、巻４は尚円王統巻５は尚円王統の尚清 ...

　冠船芸能や村踊りで演じられてきた祝儀舞踊。また、芝居の世界で古い様式を入れて、再創造した総舞踊形式の祝儀舞踊。翁・媼を中心に子や孫等が登場、各役が感謝と喜びを ...

　沖縄の原風景をうたったわらべ歌詞の新民謡。作詞朝比呂志、作曲三田信一、フォーシスターズがうたってヒットした。１９６８（昭和４３）年ごろの作品。〈ちんぬく〉とは ...

　１９４４年８月２２日、米潜水艦に撃沈された対馬丸の遭難者１４８４人のうち、７６７人が学童だった。歴史を正しく伝え、未来の子供へ平和と命の重要性を発信する場とし ...

　沖縄陶業の中心地として栄えた那覇市壺屋に建つ地上３階、地下２階の博物館。１、２階は常設展示室、３階は企画展示室と図書資料室。地下は収蔵庫。壺屋焼のみでなくアジ ...

　生没年未詳　久米村人、大嶺親方基橋。中国への使者を数度務め、久米村総役にも就任した。１６９８年、農業・漁業・商業などの神として崇拝された土帝君像を中国から持ち ...

　沖縄戦で沖縄県師範学校、県下各中学校の男子生徒らで編成された学徒隊の総称。健児隊ともいう。学校別に各部隊に配属され、通信や情報伝達、食糧調達のほか斬り込みなど ...

　電照栽培は開花を抑制するために行われる。キクは短日性植物で、日照時間が短くなると、開花する特性を持っている。そこで、日没後、点灯することで日照時間を長くし、花 ...

　久米村のこと。１３９２年前後、琉球に渡来した中国系の集団は久茂地川の右岸に集落を形成し、王府の海外交易活動の中心となった。自らその集落を唐営と称し、後に佳字を ...

　沖縄市南桃原と北谷町吉原にまたがる洞穴から発見された化石人骨。内部は入口から約５メートルの横穴が続き、そこから１０メートル程の竪穴に変わる。その竪穴の途中から ...

　代表的な琉球料理の一つ。沖縄名産の田芋とその葉柄（ずいき）を主材料にして、形のつぶれるまで煮つぶして作る。ほかに豚三枚肉、シイタケ、カステラカマボコなどが入る ...

　１８８０～１９５３（明治１３．８．１３～昭和２８．１０．４）　役者。首里鳥堀町生まれ。明治末期から昭和初期まで、沖縄芸能の中心人物として活躍する。晩年は神奈川 ...

　周囲８９．１キロ、面積２４７．９０平方キロ。奄美諸島では２番目に大きい。徳之島町、天城町、伊仙町からなり、人口２万８１０８人。最高峰は井之川岳（６４５メートル ...

　バッタ科。沖縄では主にサトウキビ畑でみられる。体長６センチ内外の大形バッタ。体色は緑色系と褐色系に大別され、個体変異が多い。飛翔力がきわめて強く、まれに大発生 ...

　東風平町富盛の西方の勢理城の上方に蹲踞している石彫の大獅子。高さ１４１．２センチ、全長１７５．８センチ。火除け（火返し）として、フィーザン（火山）といわれる八 ...

　中城湾港新港地区に立地する沖縄県の頭脳立地構想の中核施設。第三セクターの株式会社で、社長は沖縄県知事。産官学の連携のもと、研究開発・企業化の推進、国内外に開か ...

　いとしい女性を慕う情歌。「聞けば仲里は花国で美しい花がたくさんあるということだから、咲き出たら一枝もたせてください」という内容。歌の発祥は久米島の仲里、伊是名 ...

　北大東村中野及び南に所在する植物群落。北大東島の断面はフライパンのような形をしており、縁にあたるところが長幕（ながはぐ）と呼ばれ、切り立った崖になっている。植 ...

　中城城跡の近く、北中城村大城にある王府時代末期の豪農の邸宅。母屋（約１８０平方メートル）、アシャギ（離れ＝約６７．５平方メートル）のほかに、高倉がある。もとも ...