按司 (あじ)


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 古琉球時代、各地を治めていた領主(世の主)。16世紀初期、尚真王の中央集権化により、按司たちは首里に居を移し、領地には按司掟(後の地頭代)を置いて支配した。近世には位階名となり、王、王子に次ぐ高い身分であった。

『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込)