雨端 (あまはじ)


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 民家の軒四方に差し出た庇(ひさし)の方言呼称。沖縄の民家は雨端柱と呼ばれる自然木の柱が屋根を支える形で軒下に設置されていて、この中間地帯が外来者との接客の場となる。直射日光や風雨をさえぎり、暑さを凌ぐ役目を果たしている。

『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込)