奄美復帰 (あまみふっき)


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 第2次大戦後、奄美諸島は沖縄とともに米軍政下に置かれた。1951年2月14日、復帰運動の母体となる奄美大島日本復帰協議会が結成され、99.8%の署名と27回の郡民大会、密航陳情、断食祈願など独自の無血運動を展開。53年12月25日、日本に復帰した。この間、日刊紙や雑誌が創刊され、多くの新民謡や詩が生まれた。劇団も名瀬市で13を数え、「赤土文化」が花開いた。奄美の復帰運動は、こうした文化興し、自分興しを土台に発展した。

『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込)