粟石 (あわいし)


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 海にすむ有孔虫の殻、石灰岩・貝殻などの欠片が固まってできた石灰砂岩で、色や形が〈あわおこし〉に似ているのでそう呼ばれる。沖縄本島南部に分布し石材として使われる。具志頭村港川の採石場から約2万年前の人骨が発見された。

『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込)