方言名ヤママヤー。西表島にのみ生息しているネコ科の野生ネコ。1965年、動物作家戸川幸夫により発見され〈世紀の大発見〉と騒がれた。イエネコよりやや大きく、頭胴長約60センチ。一見トラネコに似る。夜行性で、ふだんは単独生活をし、冬、繁殖期に入ると雌雄一緒に行動する。木に登ったり、水に入ったりするのが観察されている。ネズミ、コウモリ、小鳥、昆虫、トカゲ、魚、カエル、カニ類も食べる。【国指定特別天然記念物】
イリオモテヤマネコ
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琉球新報社
方言名ヤママヤー。西表島にのみ生息しているネコ科の野生ネコ。1965年、動物作家戸川幸夫により発見され〈世紀の大発見〉と騒がれた。イエネコよりやや大きく、頭胴長約60センチ。一見トラネコに似る。夜行性で、ふだんは単独生活をし、冬、繁殖期に入ると雌雄一緒に行動する。木に登ったり、水に入ったりするのが観察されている。ネズミ、コウモリ、小鳥、昆虫、トカゲ、魚、カエル、カニ類も食べる。【国指定特別天然記念物】