慰霊塔 (いれいとう)


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 太平洋戦争・沖縄戦の戦没者を祭る塔。戦後、県民は収容所から各居住地に戻り、散在した遺骨を収集、納骨塔や慰霊塔を建立した。1979年に糸満市摩文仁が丘に国立沖縄戦没者墓苑が建立され、各地の慰霊の塔、納骨塔から同苑に遺骨を転骨し合祀されている。慰霊塔(碑)の数は県の調べで329ある。

『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込)