18世紀、仲村渠致元作。皿縁を37枚の菊花弁形に指先でつくり、線彫り粟紋を描き、鉄黒、銅釉を差す。筆致、色絵発色も美しい。全面に貫入があって落ち着き、気品を漂わせる。口径22.8センチ。県立博物館蔵。【県指定文化財】
色象嵌粟絵菊花皿 (いろぞうがんあわえきっかざら)
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琉球新報社
18世紀、仲村渠致元作。皿縁を37枚の菊花弁形に指先でつくり、線彫り粟紋を描き、鉄黒、銅釉を差す。筆致、色絵発色も美しい。全面に貫入があって落ち着き、気品を漂わせる。口径22.8センチ。県立博物館蔵。【県指定文化財】