恩納なべ (おんななべ)


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 生没年未詳 琉歌人。恩納村の出自であったことから恩納姓がついている。18世紀後半の人物といわれ、封建制下の厳しい時代に大胆率直に女心を詠んだ。「波の声も止まれ 風の声も止まれ 首里天加那志 御機嫌拝ま」の歌は特に有名。

『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込)