買上糖制度 (かいあげとうせいど)


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 王府が貢糖以外の剰余砂糖を、農民から安い価格で買い上げ、薩摩に売る制度。その起源は定かでないが、1735年説が有力。近代に入り金納が認められた後も同制度は残り、砂糖は現物納であった。1899(明治32)年廃止された。

『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込)