貝摺奉行 (かいずりぶぎょう)


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 王府で、漆工芸の貝摺師(らでん細工など)、木工職人、絵師などを管理統括した組織。申口双紙庫理の所轄で、いわば王府時代の工芸所といったところ。王府内の調達はもとより、薩摩、江戸へ進上する漆器などを製作した。

『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込)