沖縄国際海洋博覧会の略称。1975(昭和50)年7月20日から6カ月間にわたり、沖縄本島北部の本部町で開催された。「海―その望ましい未来」をメーンテーマに、投入された事業費は総額2371億円に達した。延べ450万人の入場者が見込まれたが、実際は延べ350万人にとどまった。本土大手企業の投入資金が政府・自治体の事業費を上回り、地元企業の倒産など多大な後遺症を残した。跡地は国営沖縄記念公園として整備されている。
海洋博 (かいようはく)
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琉球新報社