旧海軍司令部壕 (きゅうかいぐんしれいぶごう)


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 沖縄戦で、日本海軍沖縄方面根拠地隊司令部が置かれた壕。1945(昭和20)年6月13日、司令官・大田実少将ほか多くの将兵が最期を遂げた場所。内部には指令官室をはじめ作戦室、幕僚室、通信室など当時のままで保存されている。指令官室には、大田指令官が詠んだ辞世の句が壁に残っている。通称は74高地。1958(昭和33)年に沖縄海友会によって海軍戦没者慰霊之塔が建立された。地元では火番森(ひばんむい)と呼ばれている。

『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込)