島津斉興 (しまづ・なりおき)


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 1791~1859(寛政3.11.6~安政6.9.12) 祖父重豪と父斉宣の政争後の薩摩藩主。600万両もの借財を抱え、財政改革にあたる。特に調所広郷を抜擢して行った天保の改革は、藩の起動力となった。が、時代の要請により、斉彬との交替をやむなくされた。

『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込)