摂政 (せっせい)


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 国王の補佐役で、明代初期には国相、王相といい、明国人が皇帝によって任命された。尚金福王の時の国相懐機を最後に、国相の制は途絶え、薩摩入り前、尚寧王の弟尚宏が「摂政」職となる。次いで菊隠和尚が任じられ、以後廃藩置県まで存続。

『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込)