戦時遭難船舶犠牲者問題 (せんじそうなんせんぱくぎせいしゃもんだい)


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 国の戦争責任を追及する戦後処理問題の一つ。沖縄戦で、陸上の戦闘参加者に援護措置がなされたのに対し、引揚船や本土航路での遭難船舶の犠牲者処遇が未整備だとして1983年6月、5隻の遺族会で戦時遭難船舶遺族連合会が結成された。

『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込)