仲筋ぬぬべーま節 (なかすじべーまぶし)


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 八重山民謡。竹富島の仲筋村から水甕や苧麻欲しさのために新城島に娘のヌベーマを嫁がせた母親が、自責の念にかられ朝な夕な、娘の住む島に向かい嘆き悲しむ心情を歌った内容。二揚げ調子の難曲で、節回しに熟達を要する。

『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込)