パナリ焼き (ぱなりやき)


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 1857年ごろまで竹富町新城島でつくられた焼物。穀物入れ、水汲み用、骨壺が主で、火取り、手焙り、皿などの生活用具も焼かれた。かたつむりの殻や貝片を混入、手びねり成形、無文で露天焼成、赤~色。希少価値と原始的焼物として珍重。

『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込)