ハブ咬症 (はぶこうしょう)


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 ハブ、ヒメハブ、サキシマハブ等による咬症。ハブ毒は血液凝固系に作用する成分など種々の蛋白分解酵素を含んでいるため、重篤な死亡例や機能障害等の種々の後遺症を残すものなどがみられる。患者数は1990年まで年間約300人であったが、96年に130人台になった。92年を最後に死亡者は出ていない。沖縄県は総合的なハブ対策に取り組んでいる。

『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込)