双子のヤギ生まれたよ 島で一番小さな学校に〝新メンバー〟


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誕生したばかりの子ヤギ=9日、与那国町立比川小学校

 【与那国】沖縄県与那国町立比川小学校(東濱一郎校長)で9日、子ヤギが2匹誕生した。比川小学校では長年、ヤギを飼育している。これまで雄ヤギの「勇陽(ゆうひ)」と雌ヤギの「チェリー」計2匹だったが、今回2匹のメスの双子が誕生した。

親ヤギに甘える双子の子ヤギ

 町内で最も規模の小さい比川小学校には本年度、全児童13人、幼稚園児5人が在籍する。日ごろから職員、子どもたちとヤギの様子を見守っては情報を共有している。

 出産した日は土曜日にあたったため、学校は休みだったが、ヤギの出産に気付いた教員らが、保護者や児童らに連絡し見守ることになった。みんなが集まったころには、子ヤギは2匹とも生まれていたが、1匹は元気がなく心配したという。その後、2匹とも母ヤギの乳を飲み、元気に過ごしている。今後は児童らでつくる「比川っ子会議」で子ヤギの名前を決める。
 (村松友紀通信員)