「愛と感謝に溢(あふ)れたカッコいい女性になろう」を理念に掲げるミセス・オブ・ザ・イヤーの世界大会が6~10日に東京で開かれ、沖縄県代表として出場したヤング祐佳(ゆか)さん(41)がブリリアント部門(20~42歳)で準グランプリに輝いた。西村綾織(あやの)さん(40)はベストパフォーマンス賞を受賞。比嘉いづみさん(55)も三線で会場を沸かせ、それぞれ輝きを見せた。3人は21日、那覇市泉崎の琉球新報社を訪ね、結果を報告した。
ヤングさんは琉装で登壇し、琉球舞踊家で玉城流喜納喜利の会師範の西村さんは空手を取り入れた踊りを披露、野村流古典音楽保存会師範の比嘉いづみさんは三線を演奏し、それぞれが沖縄の文化を発信した。
西村さんは「復帰50年の年に沖縄の伝統文化を伝えられてうれしい」と受賞を喜んだ。比嘉さんは「武器ではなくてエンタメの力で世界平和を築きたい」と話した。
ヤングさんは6月4日の沖縄大会にディレクターとして関わる。「学んだことを次のファイナリストに伝えたい」と意気込んだ。
(稲福政俊)
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