「まさか、びっくり」 子、孫合わせて7人が「とら年」 縁起がいい?沖縄のとら年ファミリー


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神谷のKサインをする、とら年生まれの(前列右から)奥浜徳人さん、その息子、神谷たか子さん、修さん、淳さん、美紀さん、その息子と親族=4日、八重瀬町当銘

 【八重瀬】沖縄県八重瀬町当銘の神谷修(おさむ)さん(59)、たか子さん(60)夫妻は1962年のとら年生まれ。今年1月に生まれた孫を含め、旧暦を合わせて親族はとら年が7人になった。周囲からも珍しがられるそうで、夫妻は「まさか、孫までとら年になるとはびっくり。これも何かの縁だね」と笑う。

 とら年生まれは夫妻のほか、神谷さんの長男の淳(じゅん)さん(36)、妻の美紀さん(35)、その息子(12)、次女の夫の奥浜徳人(のりひと)さん(36)、その息子(0)だ。

 修さんはたか子さんと19歳で結婚し、2男2女を育て上げた。「こんなに子孫繁栄するとは思わなかったよ。みんないい子に育ってくれた」と目尻を下げる。

 淳さんと美紀さんは息子をとら年に生もうと「狙っていた」と笑い合う。息子は「初めて聞いた」と照れくさそうに話した。たか子さんは「沖縄では一家に1人、とら年がいたら縁起が良いと言われる。3人いたら拝みもいらないという風習もあるよ」と笑みを浮かべた。

 親族のうち2人が今月と9月に出産を控えており、年内にはとら年が9人となる予定だ。たか子さんは「子どもや孫が元気に育ってくれて何も言うことはないね」と感慨深そうに語った。
 (照屋大哲)


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