6日は二十四節気の一つ「芒種(ぼうしゅ)」。沖縄では5月21日の「小満」と合わせて「スーマンボースー」と呼び、雨期を表す。4日夜、那覇市久茂地のパレットくもじ前ではサガリバナ(サワフジ)が咲いていた。
サガリバナは、日が落ちる頃に花が咲き、夜明けには散ってしまう。1輪だけ咲いたピンクの花から、独特の香りを梅雨のぬるい夜風に漂わせていた。
沖縄気象台の予報では、沖縄地方は向こう1週間、梅雨前線や湿った空気の影響で曇りや雨の降る日が続く見込み。沖縄本島地方では6日は、梅雨前線の活動などの影響で雷を伴う大雨が降るおそれがあるという。
(ジャン松元、写真も)