【大宜味】やんばる地域で自然ガイドをしている大山章さん=大宜味村=が7月16日、虹色に染まる雲「彩雲」を村内で撮影した。雲は横に細長く広がり、左端が少し大きい形をしている。大山さんは「龍神のよう」と話し、珍しい自然現象に「いいことがありそう」と喜んだ。
気象庁によると、彩雲とは、上空の薄い雲が縁に沿うように赤、黄、緑などの色に分かれて見える現象のことだ。太陽の光が雲の粒を回り込んで進むことで発生する。
この日、大山さんは塩屋湾付近で小型ボートを出し、魚釣りをしていた。午前11時ごろ、低い雲が彩雲になっていたのを発見。しばらく見ていたら細長く形を変え、龍の形に見えてきた。「調べたら龍神のような形の雲と彩雲が一緒に見られるのは龍神彩雲というようだ。(写真を通して)多くの人に見てもらえれば」と話した。
(田吹遥子)
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