7日は「七夕」。沖縄県東村慶佐次では6日、星くずをちりばめたような夜空にティンガーラ(銀河、天の川)がくっきりと映えていた。天の川は愛し合っていた織り姫とひこ星が天帝に引き離され、年に一度だけ会うことが許されるという伝説の舞台。街灯や月明かり、雲の影響があると見えづらい。
6日深夜、欠けた月が西の空に傾き、雲が取れると夜空にぼんやりと白っぽい銀河の帯が浮かんだ。今の時期、那覇市内など都市部ではほぼ分からないが、街明かりの影響が少ない地域で、月が沈む時間帯からは肉眼でも観察しやすい。 (ジャン松元、写真も)
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