天の川、願い乗せて…沖縄・やんばるの夜空に浮かぶ


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
やんばるの夜空を流れる天の川(中央)=6日午後11時41分、東村慶佐次(30秒露光)

 7日は「七夕」。沖縄県東村慶佐次では6日、星くずをちりばめたような夜空にティンガーラ(銀河、天の川)がくっきりと映えていた。天の川は愛し合っていた織り姫とひこ星が天帝に引き離され、年に一度だけ会うことが許されるという伝説の舞台。街灯や月明かり、雲の影響があると見えづらい。

 6日深夜、欠けた月が西の空に傾き、雲が取れると夜空にぼんやりと白っぽい銀河の帯が浮かんだ。今の時期、那覇市内など都市部ではほぼ分からないが、街明かりの影響が少ない地域で、月が沈む時間帯からは肉眼でも観察しやすい。 (ジャン松元、写真も)

【関連記事】

▼朝焼けの海に「幻の島」浮かぶ 渡嘉敷島から見えた光景は

▼沖縄にもあった!「ウユニ塩湖」のような風景

▼「まるで銀河鉄道999」光の架け橋、石垣島の夜空に

▼沖縄に富士山!? 雨上がりの塩屋湾、自然が描く巨大絵巻…

▼「この夏最高気温」全国で一番低いのは那覇でした