
【名護】23日は二十四節気の一つ「秋分」。昼と夜の長さがほぼ同じになり、この日を境に夜が長くなるとされる。22日、沖縄県名護市嘉津宇岳で、毎年9月中旬ごろに県内に飛来する渡り鳥のアカハラダカが群れで飛び交う様子が確認された。
アカハラダカは9月中旬に県内に飛来することから「沖縄に秋を知らせる渡り鳥」として知られている。この日、名護博物館の職員や野鳥愛好家らがアカハラダカの大群が翼を広げ、上昇気流に乗って舞い上がる様子を観察した。10月いっぱいまで見ることができる。
沖縄野鳥研究会の山城博明さん(69)は「アカハラダカを見ることができ、秋の訪れを感じた」と語った。