【本部】ジンベエザメがレゴになって、約10年ぶりに古里の沖縄美ら海水族館に戻ったー
サンエーパルコ(上地文勝社長)などは6日、本部町の沖縄美ら島財団(花城良廣理事長)にレゴブロックで作られた全長約4メートルのジンベエザメを贈った。ブロック10万ピースが使用されている。水族館内のイベントホールに展示される。贈呈された花城理事長は「美ら海に帰ってきて、水槽に入りたいと思っているかもしれない」と喜んだ。
ジンベイザメブロックは約10年前に美ら海水族館で飼育する個体をモデルに財団監修の下で、製作された。今年6月には、世界遺産や地球の宝物をレゴでつくるチャリティーアート展「PIECE OF PEACE」の一環で浦添市に開業したサンエーパルコで展示された。
6日、水族館で開かれた展示セレモニーで上地社長は「水族館を訪れる多くの人に楽しんでもらいたい」と話した。
本部町の渡久地保育所に通う園児らによる歓迎のダンスも披露された。ジンベエザメのブロックを見た園児は「大きい」「本物みたい」などと歓声を上げ、興味津々でブロックを眺めていた。【琉球新報電子版】