【ペルー】会員ら厳かに「初釜」 茶道裏千家淡交会協会


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
初釜で、抹茶をたてる奥山陽子さんと招待客ら=14日、ペルーの日秘文化会館中庭

 茶道裏千家淡交会ペルー協会(庄司博会長)は14日、リマの日秘文化会館中庭で会員や賛助会員、招待客らが出席し、2007年の初釜を催した。日系婦人会の茶道部から始まった茶道は1975年、ペルー裏千家協会として約40人の会員で発足した。
 その後、89年の日本人移住90周年を記念して、現在の茶室・翠松庵が日秘文化会館の敷地の一角に建てられると、名称も茶道裏千家淡交会ペルー協会と改めて再スタート。初代会長平岡千代照氏、2代目会長に伊芸銀勇氏、3代目に土佐秀杜氏、4代目に金城幸太郎氏、5代目に現在の庄司博会長を迎え、正会員35人、賛助会員30人で構成している。
 現在、奥山陽子さんのほか2人の先生が茶の湯の指導に当たっている。
(赤嶺光弘通信員)