水陸両用車10台の訓練確認 キャンプ・シュワブ


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海に入っていく米軍の水陸両用車=8日午前9時45分ごろ、名護市辺野古

 【辺野古問題取材班】名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ内の海岸で8日朝、米軍の水陸両用車10台が訓練しているのが確認された。水陸両用車は午前9時ごろに海岸に現れ、午前9時40分ごろから1台ずつ海に入っていた。

 キャンプ・シュワブのゲート前では米軍普天間飛行場の辺野古移設に反対する市民がこの日も座り込みを続けた。沖縄平和運動センターの山城博治議長は「仲間たちが県庁前に座り込んでいる。仲井眞弘多知事が退任するまで最後の踏ん張りだ。(沖縄防衛局が提出した)埋め立て土砂の搬入方法変更の承認を止めよう」と呼び掛けた。
 漁師らによると午前8時半までに沖縄防衛局の調査船や警戒船が計12隻ほど汀間漁港を出港した。調査船は海上ボーリング調査と直接の関係はないとみられる。市民も船を4隻出してカヌーの練習などをした。【琉球新報電子版】