大浦湾のサンゴ破壊、生々しく


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トンブロックで砕き割られたハマサンゴ=14日午後4時5分、名護市大浦湾の水深約5メートルの海底(金良孝矢撮影)

 【名護】米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に伴う新基地建設予定区域の大浦湾で、沖縄防衛局が臨時制限区域を示す浮具(フロート)を固定するため投下したコンクリート製の「トンブロック」(10~45トン)がサンゴを損傷している新たな箇所を本紙写真映像部員が14日、水中撮影で捉えた。県が岩礁破砕許可を出した区域の外でサンゴが傷つけられている実態があらためて確認された。
英文へ→Corals destroyed in Oura Bay