【ボリビア】遠足で交流深める 県系高齢者、動物園など見学


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
動物園見学など「遠足」を楽しむデイサービスの参加者ら=11月8日、ボリビア

 オキナワ移住地の高齢者を対象としたプログラム「ふれあいデイサービス」(オキナワ日ボ協会主催)は11月8日、遠足を実施した。参加者は55人。最初にコロニア沖縄農牧総合協同組合(CAICO)の新事務所に立ち寄り、場内を見学した。1世の参加者らは自分たちが始めた農協が広くて立派に発展した様子に感激していた。

 昼食は、サンタクルス市に住む県系人の高齢者の親睦(しんぼく)団体「かりゆし会」と合同となった。移住地の開拓に共に労苦した者同士、「1年に1度ぐらいは会いたい」と再会を喜び、食事が終わってもゆんたくが続いていた。
 「ふるさと」や「上を向いて歩こう」などをウチナーグチで一緒に歌うなど、交流のひとときを楽しんだ。
 遠足では、動物園の見学のほか、恒例のスーパーマーケットでの買い物ではサンタクルス市街の反対側にある新しい店が選ばれ、ショッピングも大いに楽しんでいた。
(木内一夫通信員)