【ブラジル】35人参加、合同独唱会 野村流と琉球筝曲興陽会


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独唱する会員の歌に、調子をとりながら聞き入る会員=9日、沖縄県人会館中サロン

 野村流音楽協会ブラジル支部(知念直義支部長)と琉球筝曲興陽会ブラジル支部(宮城みよ支部長)の合同独唱会・忘年会が9日午後3時から、沖縄県人会館中サロンで行われた。

 会員のほとんどが1世の年配の方々で、両支部から35人が参加。独唱会で、それぞれが1年の研さんの成果を披露した。毎日の練習を欠かさないという天願照子さんは「人前で歌うのは、やはり緊張しますね」と感想を語っていた。
 独唱会の後の忘年会では、和やかな懇談を楽しんだ。
 野村流音楽協会ブラジル支部は会員が70人。今年は喜友里智辰さんと仲宗根正剛さんが師範免許を授与された。
 筝曲興陽会ブラジル支部は会員が60人。9月に行われた音楽協会と合同の免許伝達式で大城春子さん(南城市出身・カンポグランデ支部)が師範、伊良皆マツ子さん(与那原町出身・サントアンドレー支部)が教師免許を授与された。
(与那嶺恵子通信員)