【ハワイ】「久米仙」発売祝う/関係者らパーティーで交流


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「久米島の久米仙」のハワイ発売を記念してして開かれた集いに出席した(左から)同社の島袋周仁社長と恵美子夫人

 ハワイ沖縄県人の長年の願いであった琉球泡盛「久米島の久米仙」が、ハワイで購入できるようになった。待望の夢が実現し、このほどどっと入荷した。久米島の久米仙は、ハワイの各スーパーマーケット、飲食店などで発売され、品質や味わいの良さは、すでに話題となり大好評だ。

 同泡盛のハワイ発売を記念し、久米島の久米仙の島袋周仁社長夫妻やスタッフ6人がハワイ入りした。22日夕にはハワイ沖縄会館で、約200人の関係者を招待し、和やかな交流パーティーを開催。琉球料理と久米仙の試飲があった。地元ハワイの関係者は「最高の泡盛」などと称賛し、発売を喜んだ。
 「ハワイの皆さんへのお礼」として島袋社長は、恵美子夫人と仲良く琉球民謡の「夫婦船」を歌い、最後はカチャーシーを踊り、実に温かい楽しい集いとなった。
 ハワイ沖縄連合会は、将来にわたって沖縄会館を維持していくために、会館に隣接する2エーカー(8094平方メートル)の土地を購入し、若い世代のために収入源を増やすプロジェクトに取り組んでいる。島袋社長は、連合会が土地購入基金募集に頑張っていることを聞き、パーティーの席上で、連合会の開発実行委員会役員に1万ドルを寄付した。
 (名護千賀子通信)