こどもの日の振替休日の6日、半日沖釣り体験を展開している嘉手納漁港の海友丸に乗船取材した。こどもの日とあって子ども連れの3ファミリー12人が50フィートの大型船に乗船。午前8時に出発し、比謝川こいのぼりの下を通過して15分ほどでポイントに到着した。スタッフから一通りグルクン釣りのやり方を習ってから開始。ほとんどがグルクン釣り初体験だったが、習った手順で仕掛けを下ろすと、すぐに釣れ、子どもたちは大喜び。船長と若船長はファミリーのサポートで忙しく動き回り、船のあちこちでグルクンが釣れた。
最年少の中城村在住の伊禮颯涼さん(5)は母親にサポートしてもらいながらもコンスタントに釣り上げた。浦添市の赤松慶史郎さん(11)はトリプルで釣ったりするなど、大人顔負けの釣果。八重瀬町の石嶺太凰さん(6)と碧一さん(8)も最初はスタッフのサポートで釣っていたが、すぐに一人で釣れるようになり、後半になると太凰さんはグルクンの仲間では最大となる1キロ前後のユメウメイロまで釣り上げた。
午前11時30分の納竿(のうかん)までに3ファミリーで150匹前後のグルクンを釣り上げ、ゴールデンウイークの最終日を満喫した。海友丸、電話090(8179)0123。
(おきなわ釣王国社・仲栄真修)