6月16日に黒磯会の宮平聖也さんは釣り仲間6人で釣りに出かけた。午前6時半に出船し、まずは渡名喜島沖で餌にするグルクンを釣った。グルクンを釣っていると、宮平さんが水面を泳ぐ黒い影を見つけた。すぐに生きたグルクンを餌に横泳がせ仕掛けで8キロのイソマグロをゲット。午前10時には餌にするには十分な数のグルクンが釣れた。
ポイントを移動してスーガマーのポイントで船を流しながら、泳がせ釣りやテンヤ釣りで大物を狙った。泳がせ仕掛けで最初に釣ったのは吉田咲月さんで8キロのカスミアジ。テンヤ仕掛けにも大物がヒットしたが、2回連続でバラシ。正午になって、宮國幸宏さんの泳がせ仕掛けに、着底と同時に10キロのクルバニーアカジンがヒット。その後もテンヤ仕掛けや泳がせ仕掛けに、6キロのカスミアジや2.5キロのアカジンなどがコンスタントに釣れた。午後3時の納竿(のうかん)前に宮平さんが泳がせ仕掛けで15キロオーマチを釣り上げ大漁した。
16日に那覇一文字を会場に「第1回KOKORO CUP沖縄大会」が開催された。参加者59人は競技時間内に釣れた魚3匹の総重量を競った。早朝は濃い霧に包まれ、魚の活性も低く、各選手苦戦していた。納竿前に50センチオーバーのトカジャーが釣れた。19人が検量して盛り上がった。
▽1位門口峰 イラブチャー3匹2.34キロ
▽2位知念栄作 モンガラほか3匹2.24キロ
▽3位城間正可 イラブチャー3匹2.08キロ
(おきなわ釣王国社・仲栄真修)