<金口木舌>日傘でSDGs

 国際通りの距離は約1・6キロ。徒歩なら20分程度で通行でき、ちょっとした運動になる。しかし夏場に歩くのは想像以上に大変だ。日陰を選んでも暑さから逃れられず、シャツに汗がにじむ

▼熱中症対策として、男性も日傘を使うことが推奨される。気温30度、湿度50%などの条件下で日傘を使うと、帽子をかぶるよりも汗の量を17%減らせるとの研究もある。日差しを遮る面積が大きい日傘の効果は高いようだ
▼男性の日傘普及のため「日本日傘男子協会」という団体もある。ホームページをのぞくと「男の日傘ヒストリー」や「男が日傘をさすと幸せになれる理由」など、興味深い項目が並ぶ。日傘に関する情報も豊富で、いろいろと勉強になる
▼先日亡くなった湖城英知さんは、県内で男性の日傘使用を進めたメンバーの一人。十数年前の夏、国際通りで出会ったとき、日傘を手に「君も使った方がいいよ」と笑顔を見せたのを思い出す
▼日傘で暑さ対策をしながら歩けば、健康増進につながる。車を使わないことで地球温暖化防止にも役立つ。熱中症予防だけではない。日傘に多くのメリットがあることを、湖城さんはPRしていた
▼健康づくりや温暖化対策はSDGs(持続可能な開発目標)の考え方にも通じる。9月になっても真夏日が続く。自分のため、地球のために、日傘を片手に出掛けてみるのもいい。



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