<金口木舌>春の嵐を超える努力

 受験シーズンに入り、入試方式の変更を伝えるニュースが相次ぎ、困惑が広がっている。受験生の心境を思うと穏やかな気持ちでいられない

▼県立高校推薦入試は面接を原則中止し、書類に基づいて合格を判定。大学入学共通テストに関し、文科省はコロナの影響で受験できなかった人について、国公立の2次など個別試験のみで合否判定を可能にするよう通知した
▼「オミクロン株」の急拡大を受けた救済策である。共通テストを受けた人とそうでない人との公平性の確保が課題だ。受験前は平時でも気が張り詰める。当方も受験生の子がおり、どう支えるか気をもむ
▼琉球新報社が2020年の年始め、高校生を対象にしたアンケートで、受験前に周囲からの声掛けで最もうれしかったのは「大丈夫」との言葉。「一緒に受かろう、一緒に頑張ろう」「信じているよ」が続いた。大切なのは見守る姿勢
▼きょうから共通テストが始まる。「小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただ一つの道」(イチロー)。努力はきっと報われる。



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