闘勢琥珀の全島一が決まり、喜ぶ関係者ら＝3日、徳之島（平良恵さん提供）
琉球新報社 【徳之島】全島闘牛大会を5連覇し、2023年6月に徳之島へ移籍した闘勢琥珀（とうせいこはく）は3日、鹿児島県徳之島の第36回徳之島全島一＆ミニ軽量級優勝旗争奪戦天城町大会に出場し、徳之島全島一優勝旗争奪戦に勝利した。沖縄と徳之島、二つの全島一の称号を手にした。
琥珀はチャレンジャーとして黒龍王に挑んだ。黒龍王が先手を打ち、早い展開に持ち込んだ。後半からは琥珀の押し込みに黒龍王が持たせ込みで対抗するも、4分27秒で決着した。元牛主の平良恵さんは「落ち着いていた」と闘いぶりを振り返った。
現牛主は琥珀の両親を沖縄に連れてきた徳之島出身の男性だ。琥珀を育てた平良さんは「（現牛主に）恩返しができた。周囲の人と琥珀に感謝だ」と喜んだ。（金盛文香）
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