宜野湾市在住の千代延均さんは12年ほど前からタマン釣りを中心に釣りを楽しんでいるタマン釣り師。
しかし、ここ最近はガーラ(ロウニンアジ)らしき魚にラインを切られることが多くなったので、ガーラ退治をしてやろうと、竿(さお)はタマンモンスターの10号、リールがカルディアSW14000番、ラインはPE6号にリーダーナイロン30号、ハリスがフロロの30号にファインタマンの24号と強化した。
1月25日に新里漁港で、午後7時ごろからタマンの切り身を餌に竿を出した。30分ほどでいきなり竿が海面に向かって突き刺さるように曲がった。急いで竿に飛び付きファイト開始。掛かった魚は左手の水路に向かって走り出した。
きつめにドラグを閉めたリールから30メートルほど引き出しファーストランが終わると、今度は右に左に走り回った。必死のやり取りで20分ほどで足元に浮かすことができた。
竿をロッドキーパに掛けてから1人でギャフを掛け、何とか引き上げることができた。
これが135.5センチ、32.31キロの自己記録となるガーラだった。千代延さんは翌日もガーラ狙いで出かけ、27キロを釣り上げたというから驚きだ。
(おきなわ釣り王国社・仲栄真修)