カジキ239キロ 浦崎電機V 与那国・釣り大会 丸焼き、乗馬にぎわう 沖縄


カジキ239キロ 浦崎電機V 与那国・釣り大会 丸焼き、乗馬にぎわう 沖縄 会場で振る舞われたカジキの丸焼き=与那国町久部良漁港
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 【与那国】第35回日本最西端与那国島国際カジキ釣り大会(与那国町主催など)が5~7日、久部良漁港を主会場にあった。5日に開会式、6と7の両日に競技があった。34チームがエントリーしたトローリング部門の漁船が出航する際、多くの町民が朝から駆け付けて船に声援を送った。磯釣りの部や親子釣りの部もあった。

 大会初日の釣果は計3本で、チームWINGSのクロカワカジキ149キロがトップで終了した。2日目は計7本が釣り上げられた。浦崎電機のシロカワカジキ239.5キロが制限時間終了間際にかかり、一気に大会トップになった。今大会は計10本が上がった。

トローリングの部1位の浦崎電機(提供)

 今回のキャッチフレーズは「最西端の島でまだ見ぬ大物つり上げろ!!」で、与那国小学校5年の金城ゆりかさんが考えた。

 開会式では久部良中学校吹奏楽部による演奏、与那国民俗芸能や、町久部良出身の歌手、米蔵一正さんによる「久部良大漁音頭」の披露があった。町観光大使のみやぞんさんが登場して会場を盛り上げた。

 会場周辺では、与那国馬体験乗馬と海で馬との触れ合いなどさまざまなコーナーが開設された。カジキの丸焼きが振る舞われるなど、子どもから大人まで多くの人びとでにぎわった。

 夜空いっぱいにきらめく打ち上げ花火もあった。

 大会の各部の結果は次の通り。 (敬称略)

 【トローリング】1位・浦崎電機(239.5ポイント)▽2位・チームWINGS(149ポイント)▽3位・チーム旗魚(135.5ポイント)

 【磯釣り】1位・荒木渉(与那国、19ポイント)▽2位・藏元盛勇(13.5ポイント)▽3位・前泊豊(13.3ポイント)

 【親子釣り】猪八重ファミリー(53ポイント)

 【大物賞】浦崎永三(239.5ポイント)

 【船長賞】米濱保(京桂丸)

 (崎元友紀通信員)