沖縄女流美術家協会副会長で県展や沖展の審査委員を務める芸術家・仲本和子さんの展覧会が16日から、那覇市の県立博物館・美術館の県民ギャラリーで開かれる。21日まで。入場無料。
沖縄が発祥の地でもある「石こう版画」という技法をメインに用いた、奥行きのある作品約30点が展示される。20代で石こう版画と出合い、その後30年以上にわたり作品を作り続けてきた。仲本さんは「災害や戦争などが立て続けに起こる混沌(こんとん)とした時代の中で、作品を通して希望を伝えることができれば。多くの人に見に来てもらいたい」と話した。問い合わせは、電話090(1947)1348(石垣)。