国の文化審議会(佐藤信会長)は15日、「金銅雲龍文簪(こんどううんりゅうもんかんざし)」を国の重要文化財(工芸品の部)に指定するよう盛山正仁文部科学相に答申した。16~17世紀ごろのかんざしで、琉球王府の祭祀(さいし)を執り行った最高位の神女・聞得大君(きこえおおきみ)が使用したとされている。沖縄に残る神女かんざしの中で最も古い時代の一つ。官報の告示を経て、正式に指定される。
(高橋夏帆)
国の文化審議会(佐藤信会長)は15日、「金銅雲龍文簪(こんどううんりゅうもんかんざし)」を国の重要文化財(工芸品の部)に指定するよう盛山正仁文部科学相に答申した。16~17世紀ごろのかんざしで、琉球王府の祭祀(さいし)を執り行った最高位の神女・聞得大君(きこえおおきみ)が使用したとされている。沖縄に残る神女かんざしの中で最も古い時代の一つ。官報の告示を経て、正式に指定される。
(高橋夏帆)