音楽ライブでリスナーと交流
6月9日、ロックの日に合わせ開催される「ラジオ沖縄ROK(ロック)フェスティバル」。ラジオ沖縄のパーソナリティーたちが、局を飛び出し、音楽ライブに出演する。リスナーが登場する演目もあるという。ローカルなつながりを大事にする、ラジオ沖縄ならではの中身の濃い交流イベントだ。出演者たちにイベントの魅力と意気込みを聞いた。
この十数年来、ラジオ沖縄では6月9日の「ロックの日」に合わせた企画を行ってきた。新型コロナウイルスが猛威をふるった期間は「宅ROK(タクロック)フェスティバル」と題して、リスナーたちにステイホームで撮影してもらった動画をシェアしてもらい、放送とSNSで楽しんだ。思うように外出や人々との交流ができない中、リスナーとの一体感を感じることができた、心温まる出来事だった。
そんな「宅ROKフェスティバル」は昨年から本物のライブイベントに進化。「ROKフェスティバル」に名前を変え、ライブハウスでのお祭りになった。
スペシャルなメンバー
今回、最初の出番を飾るのは「ROK(アールオーケー)バンド」。タマシイさん(シャオロン・トゥ・ザ・スカイ、ボーカリスト)とナオキ屋さん(読谷村出身のミュージシャン)が所属する。2人は月曜夜の番組「ROcK魂手箱(ロックたまてばこ)」のパーソナリティーだ。ベースはラジオ沖縄から演奏のできる社員が参加。ドラムはリスナーからラジオネーム・りおちさん。異色の組み合わせが見逃せない。
「りおちを強力助っ人に、昨年よりもパワーアップしたステージをお届けします!」
タマシイさんはそう意気込んだ。
平日朝の情報番組、「まいたの」のステージでは3人のパーソナリティー、金城しおりさん、嘉数ゆりさん、杉原愛さんが一堂に会する。歌手、タレント、アナウンサーと職業の異なる3人。果たしてどんなステージを見せてくれるだろう。
「『まいたの』は昨年スタートしたばかりの番組で、リアルにリスナーさんと会える機会がまだあまりありません。みんなとハッピーな空間をつくれればいいな、と思っています」
しおりさんがわくわくした心境を伝えてくれた。
デュエットに仮装も
「『華華天国』は“素人枠”なんです。リスナーさんを巻き込んでステージを作り上げたいな」
そう話すのはアナウンサーの竹中知華さん。平日午後の情報番組、『華華天国』を代表して出演する。演目はリスナーとのカラオケ。番組内で知華さんとデュエットをしたいリスナーを募集して本番に臨む。デュエット相手を選んだり、選曲する過程も放送し、お祭りムードを盛り上げている。
昨年のステージで欧陽菲菲に仮装し、名曲「ラヴ・イズ・オーヴァー」を熱唱したのは、真栄平仁(ひーぷー)さん。平日お昼の帯番組「ティーサージ・パラダイス」を背負って出演する。今年は何に変身するのか…、当日のお楽しみだ。
「年1で仮装はしたいなあ、と思っています(笑)。各番組とも、普段のオンエアとは違うものがいろいろ見れると思いますよ」
インタビューした4組の他、「山原麗華の元気なナツメロ(爆笑)」から山原麗華さんも出演する。フェスティバルの内容は後日、各番組でも紹介予定だ。
(津波典泰)
みんなでROK(ロック)しようぜ!ラジオ沖縄ROKフェスティバル
日時:6月9日(日)17時開場 17時半開演
場所:TOPNOTE(那覇市久米)
チケット:3300円(ワンドリンク別)
※今回のチケットは好評につき売り切れています
問い合わせ:TEL 098-869-2299(ラジオ沖縄)
ラジオ沖縄のホームページではイベントオリジナルグッズも販売中。6月8日(土)までにご購入いただいた方限定で、LIVE配信をご提供します
(2024年6月6日付 週刊レキオ掲載)